なかなか人生は大変なものです。
遺産がない人はお金で苦労することも多いですが、遺産をがありすぎても問題が起こるものです。
遺産はないほうが良いのでしょうか。
もしも遺すものが多い場合には、きちんと遺言という形で残さないといけません。
一番いけないのは口約束です。
これは後でもめる原因になるからです。
ですから自分の子孫に残す言葉があるのであれば、文章で遺すべきなのです。
現在では終活という言葉も流行っているように、自分の人生の幕引きを上手に行いたいと思っている人も多いです。
終活ビジネスなるものもありますし、終活ノートを作るとよいという人もいます。
つまり終活ノートも文章にして残すということですので、なかなか良い考えではないでしょうか。
さて、遺言を託す場合には文章で遺すのが適切であるとは言いました。
文章で遺す場合には公正証書と自筆証書の二つがあります。
両方とも効力を発揮しますが中でも、公正証書のほうが効力があります。
公正証書のほうは、公証人が作成する上に、その原本に関しては公証役場に保管されるために、安心できます。
ですが費用はそれなりに掛かります。
それに対して自筆証書は費用は掛かりませんが、公正証書に比べると自宅で保管できることがメリットでもあり、デメリットにもなります。
紛失などの恐れを考えると、公正証書のほうが安心できます。
浜松市でも公証役場でこのような証書を作ることが出来ますので、遺言を残す際には利用してみてはいかがでしょうか。